文献
J-GLOBAL ID:201202261670355549   整理番号:12A0962708

in vitro免疫システムにてイチゴからのIgE抑制因子の精製及び同定

Purification and identification of an IgE suppressor from strawberry in an in vitro immunization system
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 309-314  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: T0921A  ISSN: 0920-9069  CODEN: CYTOER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
著者らはin vitro免疫(IVI)でのIgE産生の低下に基づいて,イチゴ栽培種ToyonokaからIgE抑制因子を精製し,同定した。ゲル濾過実験は15-48kDaの範囲及び<10kDaでの画分がIgE抑制活性のあることを示した。更に,15-48kDaの画分をクロマトフォーカッシングに供し,等電点,pI6.0,7.0及び8.0-9.2で活性を有していることを見出した。著者らはpI8.0-9.2に焦点をあてて,バッチでカチオン交換樹脂により大量のイチゴ抽出物を精製した。精製39kDa蛋白質はN末端アミノ酸配列にて植物グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)との相同性を示し,GAPDH酵素活性を有していた。蛋白質の得られたcDNAクローンのヌクレオチド配列及び推定アミノ酸配列は各々>98%同一ヌクレオチド及び>99%同一アミノ酸を有するGenBankのFragaria x ananassa GAPDHの配位列とマッチしていた。精製イチゴGAPDHは用量依存性様式でIVIでの全IgE産生を抑制した。これらの結果から,著者らはイチゴにおけるIgE抑制因子としてGAPDHを同定した。著者らの検討はGAPDHを用いたアレルギーの病気を救済する新しい方法の開発及びヒトの健康に対する他の機能性因子のスクリーニングへ適用が可能であるかもしれない。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

前のページに戻る