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J-GLOBAL ID:201202261730662403   整理番号:12A1237195

木炭や竹炭の土地改良剤が土壌のフッ化物画分と茶樹でのフッ化物の生物蓄積に及ぼす影響

Influences of charcoal and bamboo charcoal amendment on soil-fluoride fractions and bioaccumulation of fluoride in tea plants
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 551-562  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: D0706A  ISSN: 0269-4042  CODEN: EGHEE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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茶樹のフッ化物の高レベルがお茶を飲む人間に潜在的な健康リスクをもたらす。茶樹のフッ化物が土壌で利用可能なフッ化物と密接に関連することが実証されてきたが,土壌中のフッ化物の利用を制御するために使用できるアプローチはほとんど見当たらなかった。本研究の目的は,土壌でのフッ化物利用性と茶樹でのフッ化物の生物蓄積に木炭や竹炭の添加が影響する様子を調べることである。微小生態系実験で,木炭と竹炭を様々な分量[つまり,0.5,1.0,2.5,5.0%(w/w)]で混合した茶園の土壌で茶樹を生育した。土壌のフッ化物画分と茶樹に蓄積されたフッ化物を逐次抽出し,イオン選択電極法で決定した。得られた結果によれば,木炭と竹炭の添加のいずれも有意にFe/Mn酸化物結合フッ化物濃度を高めたが,土壌中の水溶性と交換性のフッ化物濃度を著しく減少させた(p<0.05)。木炭や竹炭の添加は茶の根と茶葉でのフッ化物の量をも著しく減少させた(p<0.05)。しかし,茶葉中の多糖類,ポリフェノール,アミノ酸,カフェインの濃度によって示されるように,木炭や竹炭の添加は茶の品質に影響しなかった。これらの結果から,木炭や竹炭を活用すれば土壌中のフッ化物の利用可能性とその後の茶樹によるフッ化物取り込みを低減する有用な方法になるかもしれないことが示唆された。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
し好料作物  ,  土壌管理  ,  その他の汚染原因物質 

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