抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鉄道車両の剛体架線とパンタグラフからなる集電系を取り上げ,剛体架線の表面が波状に磨り減った波状摩耗が存在する時の架線とパンタグラフの動的相互作用問題を議論した。パンタグラフをばねで支持された梁,波状摩耗を振動する台でモデル化して,梁と振動する台が定常な衝突振動を行う際の衝突時間,衝突時の梁の中点の変位および衝突直後の梁の中点の速度を数値的に求める方法を提案し,台の運動を無視した場合と台の運動を考慮した場合のそれぞれについて分岐解析を行った。台の振動を無視した場合,提案数値解析手法で得られた結果と従来の解析解が一致し,本手法の妥当性が検証された。また提案手法により,従来考慮することが不可能であった台の運動を考慮した分岐解析が可能となった。