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J-GLOBAL ID：201202261758049200   整理番号：12A1357379

鋼・コンクリート合成床版「KT-スラブ」の開発-ずれ止めの押抜きせん断試験と合成桁としての負曲げ試験-

著者 (4件)： 遠藤輝好 (巴コーポレーション) ,  酒井武志 (巴コーポレーション) ,  藤原誠 (巴コーポレーション) ,  雨森慶一 (巴コーポレーション)
資料名： 巴コーポレーション技報  (Tomoe Corporation Technical Report)
号： 25  ページ： 1-10  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： L2101A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「KT-スラブ」は,孔あきT型リブを用いた鋼・コンクリート合成床版で,川崎重工業株式会社と共同で開発を行った。本報では,当社で実施したずれ止めの押抜きせん断試験と合成桁としての負曲げ試験の結果を報告する。前半では,実施工を想定したずれ止め機能の確認を目的とした押抜きせん断試験を述べ,試験結果よりPBLとして期待するT型リブフランジの孔と鉄筋が干渉しても十分なずれ止め効果あり,既往の強度評価式で設計できることを確認した。後半では,連続合成桁の中間支点付近に生じる負曲げモーメントに対する床版コンクリート部のひび割れ特性の確認を目的とした負曲げ試験を述べ,試験結果よりひび割れの発生箇所からリブ形状が弱点でないこと,ひび割れ幅の算定は土木学会式を適用できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *スラブ ,  合成構造 ,  梁 ,  *ずれ止装置 ,  合成桁橋 ,  曲げ試験 ,  押抜剪断 ,  橋桁
準シソーラス用語： *鋼・コンクリート合成床版 ,  合成桁

分類 (2件)： コンクリート橋,その他の材料を用いた橋  (RC06030U) ,  その他の構造材料による構造  (RA04060H)

引用文献 (3件)：

• 1)明橋ら:コンクリートの打設方向を考慮した孔あき鋼板のせん断強度特性に関する実験的研究,鋼構造論文集第8巻第31号,2001年9月
• 2)公益社団法人土木学会:2007年制定コンクリート標準示方書【設計編】,2008年3月
• 3)社団法人日本鋼構造協会:頭付きスタッドの押抜き試験方法(案)とスタッドに関する研究の現状,1996年11月

タイトルに関連する用語 (8件)： 鋼・コンクリート合成床版 ,  スラブ ,  開発 ,  ずれ止め ,  押抜きせん断 ,  試験 ,  合成桁 ,  曲げ試験