文献

J-GLOBAL ID：201202262000332129   整理番号：12A0800769

3PSK信号のaccessible informationに関する一考察

A study on the accessible information of 3 Phase Shift Keyed signal

著者 (1件)： 大崎正雄 (玉川大 工)
資料名： 玉川大学工学部紀要  (Memoirs of the College of Engineering, Tamagawa University)
号： 47  ページ： 101-104  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： S0586A  ISSN： 0371-5981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 信号量子状態を用いて信号伝送を行う通信方式(量子通信)において,検出過程を最適化した場合の最大相互情報量(accessible information : AI)について検討した。1例としてコヒーレント状態にある3元位相変調(3PSK)信号を検討対象とした。3PSK信号は3元複素対称信号であり,その量子状態ベクトルは無限次元Hilbert空間において,信号光子数を用いて表現される。信号量子状態を測定した場合の条件付確率を求めることにより,相互情報量が得られ,これを最大化することでAIが得られる。次に,その最大化におけるパラメータの定義域を縮減できる可能性を示し,最適解計算の時間短縮または解の精度向上が期待されることを述べた。

シソーラス用語： 量子情報 ,  *相互情報量 ,  *信号検出 ,  PSK【信号】 ,  コヒーレント状態 ,  Hilbert空間 ,  光子数 ,  量子状態 ,  *量子通信
準シソーラス用語： *信号光子数 ,  *信号量子状態

分類 (1件)： 信号理論  (ND02020G)