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J-GLOBAL ID：201202262044109680   整理番号：12A0962109

構造物直下の双設トンネルを早期閉合により施工-岸谷生麦線トンネルII期線(国道1号行き)-

Double Tunnel beneath Buildings with Early Casting Invert Technique-Kishiya-Namamugi Line (connecting to National Route 1) Tunnel Works-

著者 (4件)： 多田浩治 (首都高速道路) ,  津野和宏 (首都高速道路) ,  石丸潔 (横浜市 道路局) ,  亀谷英樹 (西松建設)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 43  号： 7  ページ： 545-555  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中学校直下を貫通する双設トンネルの後行トンネル掘削に当り,周辺への影響解析および実測結果について報告した。横浜市街地に建設する双設トンネルは極めて近接しており,全断面掘削・早期閉合による工法を採用した。先行トンネル掘削時の計測データから推定した地山物性,支保部材と補助工法および解析モデルについて述べ,M.Panetの考え方に基づく解析手順と応力解法率を示した。また,数値解析によるトンネルの変位,断面力,地表面沈下,および地山の塑性領域と剪断歪を示した。さらに,施工状況について延べ,実施工に伴う内空変位,地表面沈下,および支保部材の応力と地中変位の計測結果を示した。これらの解析・計測結果を比較・考察し,双設トンネルの変形形態と全断面掘削・早期閉合に関する数値解析の問題点を整理した。

シソーラス用語： *道路トンネル ,  *近接工事 ,  *インバート ,  配置 ,  トンネル断面 ,  全断面掘削 ,  地山 ,  支保工 ,  数値解析 ,  解析モデル ,  変位 ,  応力 ,  地盤沈下 ,  塑性変形 ,  変位測定 ,  応力分布 ,  神奈川県 ,  市街地 ,  中学校
準シソーラス用語： 横浜市 ,  *双設トンネル ,  *早期閉合 ,  地表面沈下

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  トンネル工事  (RC05031E)

引用文献 (7件)：

• 1)例えば,日本道路協会:道路トンネル技術基準(構造編)・同解説,pp.88-89,丸善,2003.
• 2)寺山徹・津野和宏・石黒順一・守山和郎:横浜市道岸谷生麦線トンネル建設に伴う生麦中学校校舎アンダーピニング工事の設計・施工概要,基礎工,Vo1.35,No.5,pp.60-64,2007.5.
• 3)津野和宏:全断面早期閉合による都市部山岳工法トンネル安定対策,トンネル工学報告集,Vol.17,pp.43-49,2007.11.
• 4)Cundall, P.A. and Board M.: A Microcomputer Program for Modeling Large-Strain Plasticity Programs, Proc. of the 6th International Conference on Numerical Methods in Geo-mechanics, 1988.
• 5)首都高速道路神奈川建設局:岸谷生麦線トンネルの設計施工に関する小委員会報告書(案),2007.6.

タイトルに関連する用語 (6件)： 構造物 ,  双設トンネル ,  早期閉合 ,  施工 ,  トンネル ,  国道