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J-GLOBAL ID:201202262077177401   整理番号:12A0058465

水処理におけるベンゾジアゼピンの環境での存在,運命と変換

Environmental occurrence, fate and transformation of benzodiazepines in water treatment
著者 (9件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 355-368  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ベンゾジアゼピン誘導体は世界中で大量に処方され,潜在的に新しい環境汚染物質である。不幸にも,環境での存在,残留性と運命に関してデータが不足している。この論文は,既存の文献をレビューし,スロベニアから廃水流入液および流出液と表面水での選択したベンゾジアゼピン抗不安薬(ジアゼパム,オキサゼパムとブロマゼパム)の存在を評価し,水処理時のそれらの除去を評価し,水処理時に生成した変換生成物を同定することによってこれを再処理した。病院処理水,河川水と廃水処理施設での流入液と流出液でそれらの存在をモニタリングした。全ての試料にベンゾジアゼピン誘導体が存在し,病院の流出液にジアゼパム,ブロマゼパムとオキサゼパムがそれぞれ111ng/L,158ng/Lと72ng/Lと最も高い量で存在することを研究は示した。生物学的処理に関してのジアゼパムの除去効率は16~18%(有酸素),18~32%(無酸素→有酸素),53~76%(有酸素→無酸素)と83%(有酸素→無酸素→有酸素→無酸素カスケードバイオリアクタ)であったが,オキサゼパムの除去率は無酸素条件下で20~24%であった。生物学的処理と光化学処理の組合せと,その後の活性炭への吸着によって99.99%の除去効率が得られた。これらの結果がベンゾジアゼピン誘導体の難分解性の性質を示し,組合せ処理のみでそれらを十分除去できることを示唆した。さらに,8つの新しいジアゼパムと4つの新しいオキサゼパムの変換生成物を報告した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  下水,廃水の生物学的処理 
タイトルに関連する用語 (2件):
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