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J-GLOBAL ID：201202262170849789   整理番号：12A1086100

二つの異なる餌を与えたブタの大腸における揮発性硫黄化合物の微生物生産

Microbial production of volatile sulphur compounds in the large intestine of pigs fed two different diets

著者 (7件)： POULSEN H.V. (Aarhus Univ., Tjele, DNK) ,  JENSEN B.B. (Aarhus Univ., Tjele, DNK) ,  FINSTER K. (Aarhus Univ., Aarhus, DNK) ,  SPENCE C. (Agricultural Res. Serv., USDA, IL, USA) ,  WHITEHEAD T.R. (Agricultural Res. Serv., USDA, IL, USA) ,  COTTA M.A. (Agricultural Res. Serv., USDA, IL, USA) ,  CANIBE N. (Aarhus Univ., Tjele, DNK)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 113  号： 1  ページ： 143-154  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ブタの大腸における揮発性硫黄化合物(VSC)の生産量を調べ,その生産が食餌によって影響を受けるかどうかを調べた。二種類の餌はコムギとオオムギを主体とした餌(STD)と穀類の蒸留可溶化物をSTDの一部と置換した餌(DDGS)であった。DDGSはSTDより粗蛋白質,含硫アミノ酸,非澱粉性多糖類,トータル硫黄濃度が高かった。硫化水素の正味生産速度はSTDの方が高かったが,逆にメタンチオールのそれはDDGSの方が高かった。トータルVSCの正味生産速度は大腸の部位により異なっていた。潜在的硫酸還元速度はDDGSよりSTDの方が大きかった。消化物中の遊離硫酸濃度及び直鎖短鎖脂肪酸濃度は餌による差異はなかった。硫酸還元菌数も全細菌数も大腸の部位による差異はあったが,餌による差異はなかった。

シソーラス用語： ブタ ,  大腸 ,  揮発性有機化合物 ,  硫黄化合物 ,  硫化水素 ,  飼料 ,  タンパク質 ,  含硫アミノ酸 ,  多糖類 ,  硫黄 ,  硫酸還元菌 ,  脂肪酸 ,  臭気 ,  *腸内微生物 ,  *代謝 ,  脂肪族化合物 ,  スルフィド ,  チオール
準シソーラス用語： 揮発性硫黄化合物 ,  粗蛋白質 ,  短鎖脂肪酸 ,  *腸内細菌 ,  非澱粉性多糖類 ,  *硫黄代謝

分類 (3件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  代謝と栄養  (EG03054K) ,  豚  (FD02040U)

物質索引 (2件)： ジメチルスルフィド ,  メタンチオール

タイトルに関連する用語 (5件)： 餌 ,  ブタ ,  大腸 ,  揮発性硫黄化合物 ,  微生物