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J-GLOBAL ID:201202262172249096   整理番号:12A1554000

カドミウムや亜鉛の根の吸収における拡散の限界はあるがニッケルにはなくMichaelis定数の偏りをもたらしている

Diffusion Limitations in Root Uptake of Cadmium and Zinc, But Not Nickel, and Resulting Bias in the Michaelis Constant
著者 (4件):
資料名:
巻: 160  号:ページ: 1097-1109  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物相による金属類のインターナリゼーションは伝統的にMichaelis-Menten動力学によって記載されており,拡散境界層が能動輸送パラメーター類の決定に影響することが長い間認められているが,このことは植物の生理研究の場合には見逃されている。金属複合体類を含む(あるいは含まない)溶液における,ホウレンソウとトマトによるカドミウム(Cd),亜鉛(Zn),およびニッケル(Ni)の短期吸収について調べた。同じ遊離のイオン濃度においては,拡散流を高める複合体類の存在は,CdとZnの吸収を増加したがNiの吸収は不変であった。CdとZnの吸収に及ぼすプロトンの競合的影響は,緩衝作用の大きい場合にのみ観察され,Niの吸収に対するマグネシウムイオンの競合は非緩衝溶液においても観察された。これらの結果は,極めて高い溶液の緩衝作用の場合を除いて,CdとZnの吸収は根への遊離イオンの拡散によって制約されるが,Niの吸収は一般的にインターナリゼーション的制約を受けることを強く示唆した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  酵素一般 

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