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J-GLOBAL ID：201202262175241533   整理番号：12A0078888

アルゴンとアルゴン+CO₂中での大気圧プラズマジェットを用いたPTFEの表面改質

Surface modification of PTFE using an atmospheric pressure plasma jet in argon and argon+CO₂

著者 (7件)： SARANI A. ,  DE GEYTER N. ,  NIKIFOROV A.yu. ,  MORENT R. ,  LEYS C. ,  HUBERT J. ,  RENIERS F.
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 206  号： 8-9  ページ： 2226-2232  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気圧プラズマジェット(APPJ)を用いてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の表面改質を行った。放電ガスとして純ArとAr+CO₂混合ガスを用い,プラズマジェットを発光分光で調べて放電中に存在するプラズマ種を同定した。結果から,Ar中での放電にはAr原子,窒素分子及び準安定な原子状酸素とOHラジカルが含まれ,Ar+CO₂混合ガス中での放電ではCO基を含むラジカルも含んでいた。PTFE表面の放電による化学的と物理的変化を接触角測定,SEM,AFM及びXPSで調べた。曝露時間20秒以下では少量の酸素導入により接触角が少し減少した。曝露時間が長くなると,PTFE表面に鎖の切断で多くのオリゴマーセグメントが導入されるため接触角は再び増加し始めた。これらの表面劣化プロセスの結果から,PTFEの濡れ性は大幅に向上しないが,近い将来これらの分解反応をなくすことが可能か検討する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリテトラフルオロエチレン ,  アルゴン ,  二酸化炭素 ,  プラズマジェット ,  *表面改質 ,  大気プラズマ ,  混合気体 ,  *プラズマ処理 ,  接触角 ,  オリゴマ ,  劣化 ,  濡れ ,  発光分析 ,  高分子加工
準シソーラス用語： 大気圧プラズマジェット

分類 (1件)： 表面処理  (YH04112X)

タイトルに関連する用語 (4件)： アルゴン ,  大気圧プラズマジェット ,  PTFE ,  表面改質