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J-GLOBAL ID：201202262184192618   整理番号：12A1295127

CdSeナノ粒子のアルカリ性ホスファターゼ-応答性アノーディック電気化学ルミネセンス

Alkaline Phosphatase-Responsive Anodic Electrochemiluminescence of CdSe Nanoparticles

著者 (2件)： JIANG Hui (Southeast Univ., Nanjing, CHN) ,  WANG Xuemei (Southeast Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 16  ページ： 6986-6993  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルカリ性ホスファターゼ(ALP)を容易に検出するために,CdSeナノ粒子とトリエチルアミンの共反応に基づいたALP応答性アノーディック電気化学ルミネセンス(ECL)系を設計した。ALPの基質であるフェニルホスファートナトリウム塩はECL発光に効果がなかったが,その触媒作用によって生成するフェノールは電解重合によりポリマーになり,CdSeナノ粒子と競合してガラス状炭素電極に沈着し,ECLを抑制した。この抑制作用に基づいてALP応答性ECL系を開発した。本系によるALPの検出域は0.5~6.4nMで,検出限界は0.5nMであった。希釈血清試料中のALP回収率は91~114%であり,BSA,カタラーゼ,ウレアーゼなどの一般的な蛋白質による妨害は無視できた。本系が複雑な生理学的マトリクス中の測定に有効なことを認めた。

シソーラス用語： 走査電子顕微鏡 ,  *アルカリ性ホスファターゼ ,  *化学ルミネセンス ,  セレン化カドミウム ,  ナノ粒子 ,  電解重合 ,  妨害成分 ,  検出限界 ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  血清中濃度 ,  定量分析 ,  吸着 ,  脂肪族アミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： 競争吸着 ,  酵素的加水分解 ,  *電気化学ルミネセンス

分類 (3件)： 有機化合物の電気分析  (CC05034O) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  ルミネセンス一般  (BM08091B)

物質索引 (2件)： トリエチルアミン ,  りん酸フェニルジナトリウム

タイトルに関連する用語 (5件)： CdSe ,  ナノ粒子 ,  アルカリ性ホスファターゼ ,  応答性 ,  電気化学ルミネセンス