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J-GLOBAL ID：201202262198315518   整理番号：12A1320533

インフルエンザウイルスは複数の動的相互作用を利用して宿主細胞と結合する

Influenza virus binds its host cell using multiple dynamic interactions

著者 (8件)： SIEBEN Christian (Humboldt Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  KAPPEL Christian (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  ZHU Rong (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT) ,  WOZNIAK Anna (JPK Instruments Aktiengesellschaft, Berlin, DEU) ,  RANKL Christian (Agilent Technol., Linz, AUT) ,  HINTERDORFER Peter (Johannes Kepler Univ. Linz, Linz, AUT) ,  GRUBMUELLER Helmut (Max Planck Inst. Biophysical Chemistry, Goettingen, DEU) ,  HERRMANN Andreas (Humboldt Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 34  ページ： 13626-13631  発行年： 2012年08月21日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インフルエンザウイルス感染の最初の段階である宿主細胞との結合を解析する実験法を検討した。ポリスチレンビーズに吸着させたウイルス(X-31株)粒子と宿主細胞(CHOおよびMDCK細胞)との結合を光ピンセットと単一ウイルス力分光法により分析する方法,H3N2およびH1N1株ウイルス粒子と宿主細胞の結合を原子間力顕微鏡観察する方法,分子動力学シミュレーションによりX-31株のヘマグルチニン(HA)と宿主細胞表面ウイルス受容体との結合を解析する方法を評価した。これら分析結果は一様ではなく,ウイルスと宿主細胞との分子レベルでの相互作用は多様で,動的であることを示唆した。

シソーラス用語： 顕微鏡観察 ,  *インフルエンザウイルス ,  CHO細胞 ,  MDCK細胞 ,  ウイルス感染 ,  ウイルス受容体 ,  血球凝集素 ,  ウイルスタンパク質 ,  分子間相互作用 ,  計算機シミュレーション ,  分子動力学シミュレーション ,  原子間力顕微鏡法 ,  *微生物 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 原子間力顕微鏡観察

分類 (1件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： インフルエンザウイルス ,  動的相互作用 ,  宿主細胞