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J-GLOBAL ID:201202262265822012   整理番号:12A0937048

アデニンのN6に隣接する環外炭素はEscherichia coliの適応応答蛋白質AlkBによる酸化反応の標的である

Exocyclic Carbons Adjacent to the N6 of Adenine are Targets for Oxidation by the Escherichia coli Adaptive Response Protein AlkB
著者 (10件):
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巻: 134  号: 21  ページ: 8896-8901  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNAおよびRNA修復蛋白質AlkBは鉄およびα-ケトグルタール酸依存性酸化経路によって核酸からアルキル基を除去する。アルキル化アデニンを用いる初期の研究では,N1隣接アルキル炭素がその標的になることが示唆されたが,この場合は抗癌性薬剤BCMUによって形成されたDNA付加物であるエテノ-アデニン(EA)の場合に確認された。最近も種々な中間化合物の存在が指摘され,AlkB反応との関連が議論されたが,AlkBがin vivoでEA毒性を完全に無効にすると言うデータを説明するには至らなかった。本論文では,in vivoにおけるEAのアデニンへの完全な転換機構を明らかにするために,従来より感度の高い分光学的方法を用いた。即ち推定上の中間体の観察から,AlkBはアデニン付加物の2個の炭素分子を除去するために今まで知られていない第二の酸化反応を触媒することを示した。この第二の酸化反応がアデニンのN6原子に隣接する環外炭素で生じることを示した。EAにおけるN6炭素の酸化は後成的遺伝のシグナルであるN6-メチルアデニン(m6A)を思い起こさせ,ゲノムにおけるAlkB基質の役割りが注目される。実際に本研究ではm6AがAlkBの基質になり,それは6-ヒドロキシメチル誘導体を経てアデニンに転換されることを確認した。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  微生物の生化学  ,  酵素一般 

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