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J-GLOBAL ID：201202262366465660   整理番号：12A0262115

鱗被は花弁か: 分子的証明

Is the lodicule a petal: Molecular evidence?

著者 (1件)： YOSHIDA Hitoshi (Rice Res. Div., National Inst. of Crop Sci., National Agriculture and Food Res. Organization (NARO), Tsukuba ...)
資料名： Plant Science  (Plant Science)
巻： 184  ページ： 121-128  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0945B  ISSN： 0168-9452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アイルランド (IRL)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鱗被は草類の特異的花器官であり,鱗状形態をもち,開花において重要な役割をはたす。それらの位置はおしべの外側にあるために,鱗被は花弁に類似している。トウモロコシとイネの以前の分子遺伝学は鱗被とおしべの類似性をBクラスMADSボックス遺伝子のメンバーとみなしていた。これは鱗被が花弁と等価であるという仮説を支持した。イネ,トウモロコシ及びオオムギにおける最近の研究は鱗被発育の分子遺伝学機構がB,Cクラス,SEP様,AGL6様,及びAP2様遺伝子を含むことを実証した。これらの発見は一貫して鱗被と花弁発育の遺伝機構が類似していることを支持した。にもかかわらず,鱗被と花弁の顕著な外観は,それらの発育過程が非常に異なることを示した。鍵調節遺伝子のシス要素とコーディング配列における重要な突然変異が鱗被と花弁間の相違の主駆動であると思われる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *花弁 ,  *鱗 ,  *開花 ,  おしべ ,  トウモロコシ ,  イネ ,  構造遺伝子 ,  突然変異 ,  モルフォロジー
準シソーラス用語： 分子遺伝学

分類 (1件)： 植物形態学・解剖学  (EH01040Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 花弁 ,  分子 ,  証明