抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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計画は,まちなかの箱型商業施設から脱却し,鉄道事業者の開発にふさわしい,「自然・街・鉄道・商業」が一体となった「都市の核」となる施設を目指した。アトリウムなどの共用空間を設けることは,事業収支上不可能で,建築基準法で商業施設に義務付けられる避難階段の合計幅員の確保について,「避難安全検証法」による減免処置は行わないことが,設計条件であった。そこで発想を転換し,いずれ設置しなければならない避難階段を逆に利用することを考え,避難階段の形状として,商業価値の高い下階ほど多くの商業床面積を確保することの出来る”ひな壇形状”を採用した。CO2削減と,快適な自然共生型の都市生活環境追求の観点から,大階段は,上面を半透明ガラスによる自然採光,側面を外気に開放した自然通風の半屋外空間とした。大屋根は庭園潅水用の雨水収集装置であり,共用部照明用の太陽光パネルを設置した。