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J-GLOBAL ID:201202262388754585   整理番号:12A0419620

軟X線吸収分光法によって調べたイミダゾールイオン液体中のイオン間相互作用

Interionic Interactions in Imidazolic Ionic Liquids Probed by Soft X-ray Absorption Spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 1491-1498  発行年: 2012年02月09日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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イオン液体(IL)のイオン間相互作用に関して軟X線吸収分光法,すなわち種々のエネルギーでX線吸収近端分光法(XANES:N,S,O,F及びCl端)を用い,純イミダゾリウムILを調べた。ILは異なる炭酸鎖を有するイミダゾリウム環[CnMIm](n=1,2,4及び8)とハロゲン化物(Cl-,Br-,PF6-またはビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド,TFSI-)である。XANESデータはアニオンとの相互作用がイミダゾリウムカチオンに付着した炭酸鎖の長さに無関係なリチウムのように小カチオンが塩を形成したときよりもカチオンがイミダゾリウムであるとき弱いことを示した。また,結果は調べたILすべてについて,アニオンがカチオンのXANESスペクトルに及ぼす影響がないこともまたカチオンがアニオンのスペクトルに影響を及ぼすことがないことも示した。N K端XANESスペクトル中に小さく強く配位するアニオンであるCl-を有する1-メチルイミダゾリウムはイミダゾリウム環中窒素に相当するバンドの分裂を提供し,二種類の異なる化学的雰囲気を指示した。TFSI-を有するこのカチオンでは,それに反して,この分裂は観測されず,アニオンが横方向炭酸なしでさえイミダゾール環と弱い相互作用をもつことを示した。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  有機化合物・錯体のX線スペクトル 
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