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J-GLOBAL ID：201202262418668158   整理番号：12A1758107

マルチプロセッサ計算機における減少されたプロセッサエネルギーを用いた優先順位制約付きタスクのスケジューリング

Scheduling Precedence Constrained Tasks with Reduced Processor Energy on Multiprocessor Computers

著者 (1件)： LI Keqin (State Univ. New York, New York)
資料名： IEEE Transactions on Computers  (IEEE Transactions on Computers)
巻： 61  号： 12  ページ： 1668-1681  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： C0233A  ISSN： 0018-9340  CODEN： ICTOB4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 性能/ハードウェアコストが急激に増加する一方で,計算機システムの電力消費もMooreの法則にしたがって増加した。プロセッサエネルギー消費の減少は重要かつ切迫した研究課題である。組合せ最適化問題として,動的可変電圧と速度を用いた,マルチプロセッサ計算機における優先順位制約付きシーケンシャルタスクの電力認識スケジューリングに取組んだ。エネルギー消費制約を有するスケジュール長最小化問題と,スケジュール長制約を有するエネルギー消費最小化問題について調査した。スケジュールにおける3つの些細でない部分問題(優先順位制約/タスクスケジューリング/電力供給)を特定し,発見的アルゴリズムの設計と解析を追跡可能にした。優先順位制約付きシーケンシャルタスクに対する3形式の発見的電力割付およびスケジューリングアルゴリズム,即ち,事前電力-決定,事後電力-決定,ハイブリッド,を提案し,性能解析/最適スケジュールとの解比較を行った。また,拡大シミュレーションデータを提示し,広範なタスクグラフに関してタスク数増加時における提案方式の性能比率を例証した。提案したアルゴリズムを,汎用マルチプロセッサ,大規模並列計算システムなどにおけるエネルギー効率タスクスケジューリングに適用できる。

シソーラス用語： *スケジューリング ,  制約条件 ,  *優先順位 ,  *マルチプロセッサシステム ,  *エネルギー消費 ,  性能分析 ,  計算機シミュレーション ,  組合せ最適化問題 ,  シーケンシャル処理 ,  定理証明 ,  発見的方法 ,  二分木
準シソーラス用語： タスクスケジューリング ,  優先順位制約 ,  発見的アルゴリズム ,  タスクグラフ

分類 (1件)： オペレーティングシステム  (JD03020J)

タイトルに関連する用語 (7件)： マルチプロセッサ ,  計算機 ,  プロセッサ ,  エネルギー ,  優先順位制約 ,  タスク ,  スケジューリング