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J-GLOBAL ID:201202262460859729   整理番号:12A0795574

ゲノム科学とゲノム生物学をマラリア生物学理解のために利用する

Harnessing genomics and genome biology to understand malaria biology
著者 (9件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 315-328  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1326A  ISSN: 1471-0056  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの重要な疾患であるマラリア根絶に向けた集団ゲノム科学,ゲノム生物学を利用した新たな戦略について総括した。はじめに熱帯マラリア原虫 Plasmodium falciparumのゲノム解析のための技術的進展を概説した。ゲノム解析では集団構造と連鎖不均衡が調べられ,P.falciparumの遺伝的多様性が明らかになった。また淘汰特性として平衡選択と方向性選択が考察され,宿主としてカよりヒトでの選択圧を示唆した。さらに,重要な臨床表現型の原因遺伝子座同定のため連鎖解析や全ゲノム相関解析を試み,その結果得られた薬剤耐性遺伝子座とその機能解析,及び薬剤選択について述べた。最後にP.falciparum感染の複雑さと,治療介入やワクチン評価へのゲノム利用,例えば分子バーコード化について考察した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  集団遺伝学 

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