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J-GLOBAL ID:201202262462509334   整理番号:12A1167074

乾燥オリーブ工場残渣からのフェノール化合物によって生じた酸化ストレスに対するトマト苗の防御応答

Defence response of tomato seedlings to oxidative stress induced by phenolic compounds from dry olive mill residue
著者 (7件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 708-716  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ADORは,乾燥オリーブ工場残渣(DOR)から得た水抽出物で,これにはその可溶性フェノール化合物のほとんどが含まれ,これらは植物毒性に関与していた。いくつかの研究は,ADORが種の発芽に悪影響することを示した。しかし,これまで植物の酸化ストレスに対するADORの影響についての研究はほとんど行われていなかった。腐生菌類がこれらフェノール化合物を解毒でき,そして植物へのADORの潜在的悪影響を低下できることはよく知られている。この残留物で生じた植物毒性影響と酸化ストレスのより良い理解を得るために,トマトの種を,Coriolopsis rigida,Trametes versicolor,Pycnoporus cinnabarinusとPenicillium chrysogenum-10腐生菌類で処理と無処理を行ったADORの存在で発芽させた。ADORはトマト種の発芽を急激に低下し,また,高レベルのマロンジアルデヒド(MDA),O2-とH2O2を発生した,しかし,生物修復したADORは発芽への悪影響がなく,用いた菌類によって異なる方法でMDA,O2-とH2O2含量を低減した。更に,誘導された防御応答を,抗酸化酵素(スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ,アスコルビン酸ペルオキシダーゼ,グルタチオンレダクターゼ(GR),ペルオキシダーゼとコニフェリルアルコールペルオキシダーゼ)と解毒酵素(グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST))の両方の活性を分析して研究した。これらの発見は,ADORが酸化ストレスを誘発できるので,トマト苗はSOD,GRとGST活性と抗酸化剤及びリグニン化プロセスによる防御応答を引起すことを示した。一方,ADORのバイオレメディエーションは,未処理残渣による生じる酸化ストレスを中和する重要な役割を果たしていた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理  ,  その他の汚染原因物質  ,  植物に対する影響 

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