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J-GLOBAL ID：201202262474768378   整理番号：12A0755816

習った方法で計算してみました ケーブルノイズフィルタを考える 第1回 磁性体コアのフィルタとコモンモードノイズ

著者 (1件)： 北島弘 (東京都 水道局 朝霞浄水管理事務所)
資料名： 電気計算
巻： 80  号： 6  ページ： 51-56  発行年： 2012年06月12日 
JST資料番号： S0249A  ISSN： 0385-7050  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インダクタンスの算出式を復習しつつ,ノイズフィルタの動作を定性的に考察する。電源ケーブルや信号ケーブルでは電気を使用しているため,外部の電磁波などにより電磁誘導が生じ,ノイズがケーブル内部に侵入するおそれがある。磁性体コアが,ノイズフィルタとして働く理由の概要を定性的に考えてみる。コア部分でも,信号電流については磁束はゼロなのでインダクタンスもゼロである。一方,コモンモードノイズ電流についてはインダクタンスが大きな値となる。さらに,ノイズの周波数は一般に高いため,リアクタンスωLも大きめの数値となる。このため,交流であるコモンモードノイズ電流は先に進みにくくなり,磁性体コア貫通部分はフィルタとして働く。すなわち,コモンモードノイズ電流に対するインピーダンスは大きい。

シソーラス用語： 磁性体 ,  濾波器 ,  *雑音除去 ,  モード ,  *磁心 ,  インダクタンス ,  電流
準シソーラス用語： *コモンモード ,  コモンモード電流 ,  *ノイズフィルタ

分類 (1件)： フィルタ一般  (NC04021I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 計算 ,  ケーブル ,  ノイズフィルタ ,  磁性体 ,  コア ,  コモンモード ,  ノイズ