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J-GLOBAL ID：201202262476526100   整理番号：12A0548231

大局的な行動パターンに基づいた異常状態の検出

Detection of Abnormal Situations Based on Comprehensive Behavioral Patterns

著者 (6件)： 葛本衣里 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  宜保達哉 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  青木茂樹 (大阪府大 高等教育推進機構) ,  宮本貴朗 (大阪府大 高等教育推進機構) ,  岩田基 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  汐崎陽 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 430(PRMU2011 186-239)  ページ： 53-58  発行年： 2012年02月02日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,監視員の負担軽減を目指した,防犯や交通流監視のための自動監視システムが注目されている。監視業務の自動化を目指した代表的な研究としては,主に“異常”行動を予めモデルデータとして与える手法と,観測回数の少ない行動を“非日常状態”とする手法が挙げられる。前者は,通知すべき行動を正しく検出できるが,全ての“異常”行動を予め定義することが難しく,後者は,“異常”行動を予め定義することなく検出できるが,通知すべき異常を正しく検出できない可能性があるという問題があった。そこで本稿では,両者の利点を生かした手法を提案する。本手法では,観測された行動パターンを行動パターン間の類似度を基にクラスタリングし,監視員が与えた各クラスに対する“正常”や“異常”などの情報を基に異常事態を検出する。(著者抄録)

シソーラス用語： *型 ,  検出 ,  クラスタ化 ,  流動 ,  画像処理 ,  *パターン認識 ,  自動監視
準シソーラス用語： ビデオサーベイランス ,  異常検出 ,  *行動パターン ,  大域性 ,  類似度

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (8件)：

• 西崎隆志. 非較正カメラ群を用いた多視点同時観測におけるシーンの判別. 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2006). 2006, 1168-1173
• 葛本衣里. 監視カメラ映像中の注視すべき重要な領域の自動提示. 電学研資. 2010, IS-10-023, 13-18
• 古谷雅理. NCS(ネットワークカメラシステム)による監視システムの構築と運用. 情処学論. 2005, 46, 4, 965-973
• 市川徹. 高解像度全方位ビデオカメラを用いた遠隔監視システムにおけるイベント検出. 信学技報. 2001, PRMU2000-213, 87-94
• 寺田賢治. インターネットカメラを用いた不審行動人物の検出. 電学論C. 2007, 127, 11, 1871-1879

タイトルに関連する用語 (1件)： 行動パターン