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J-GLOBAL ID:201202262585358888   整理番号:12A0171298

フェノール電極酸化法およびそのヒドラジン電極触媒反応によるカーボンナノチューブ修飾電極上でのヒドロキノンの選択的固定化およびEscherichia coli抗細菌活性

Selective immobilization of hydroquinone on carbon nanotube modified electrode via phenol electro-oxidation method and its hydrazine electro-catalysis and Escherichia coli antibacterial activity
著者 (2件):
資料名:
巻: 62  ページ: 207-217  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フェノールおよびその誘導体(o-クレゾールおよびp-クレゾール)の電気化学的酸化をpH7リン酸緩衝液中でカーボンナノチューブ修飾ガラス状炭素電極(GCE/CNT)上で調べた。一種のフェノール酸化副産物であるヒドロキノン(HQ)は,電気化学的酸化プロセス中でGCE/CNT(GCE/HQ@CNT)上で選択的に固定化された。GCE/HQ@CNTは,pH7における295mV vs.Ag/AgClで安定化し,明確な表面閉じ込め酸化還元ピークを表した。調べた種々のCNT,すなわち不純な多層カーボンナノチューブ(MWCNT),官能化-MWCNT,精製(p)-MWCNTおよび単層CNTの中でp-MWCNT修飾GCEがHQ固定化に対して最も優れた結果を示した。TEM,XPSおよびFTIRによるHQ@p-MWCNTの物理化学的キャラクタリゼーションおよびその場電気化学水晶振動子微量天秤研究は,HQ@p-MWCNTハイブリッド材料の内壁でのHQおよび{HQ-ビフェノール}種のクラスタおよび外部表面での未反応フェノールの存在を示した。GCE/HQ@p-MWCNTはシステイン,アスコルビン酸,尿酸,ドーパミン,亜硝酸塩,硝酸塩および過酸化水素からのどんな干渉もなしで固定化HQ/キノン酸化還元種の媒介によってヒドラジンの高度に選択的な電極触媒酸化を表した。GCE/MWCNTおよびGCEを用いた対照実験はそのようなヒドラジンへの電極触媒作用を示さなかった。HQ@CNTでは,本来のフェノールを超えてEscherichia coliバクテリアへの二倍高い抗細菌活性を示すことがわかった。この結果は,ヒドラジンセンサおよび薄膜を基部とした抗細菌薬としてHQ@CNTの優れた実用性を示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  無機化合物一般及び元素  ,  抗細菌薬の臨床への応用  ,  電気化学反応 

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