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J-GLOBAL ID:201202262604214906   整理番号:12A0507974

分子形状選択的高速液体クロマトグラフィー:交互共重合による高分子主鎖の安定化効果

Molecular-shape selective high-performance liquid chromatography: Stabilization effect of polymer main chain by alternating copolymerization
著者 (8件):
資料名:
巻: 1232  ページ: 183-189  発行年: 2012年04月06日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は有機固定相として高分子主鎖の安定化或いは増加した剛性が高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の選択性増進へ繋がることを明らかにすることである。この目的で剛性セグメントとして環状単量体(N-オクタデシルマレイミド,OMI)とオクタデシルアクリレート(ODA)の交互共重合体が合成され,ODAホモポリマーと比較された。ポリマーグラフト化シリカ(それぞれSil-poly(ODA-alt-OMI)及びSil-poly(ODA))は3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン修飾シリカのラジカル重合で生成された。キャラクタリゼーションは元素分析,拡散反射赤外フーリエ変換(DRIFT),及び固体13C交差分極マジック角スピニング核磁気共鳴(CP-MAS-NMR)分光法により実施された。クロマトグラフ挙動は多環芳香族炭化水素(PAHs)の形状制約異性体,トコフェロール異性体及びカロテノイドの保持研究により評価された。PAHsに対する高い分子直線性選択性は温度変化には関係なくSil-poly(ODA-alt-OMI)で得られたが,40°C以下の温度ではSil-poly(ODA)がSil-poly(ODA-alt-OMI)より良好な平面性選択性を示した。結果として,トコフェロール及びカロテノイドに対する高い分離能はSil-poly(ODA-alt-OMI)で得られた。これらの結果は交互共重合による高分子主鎖の安定化及び無秩序相から秩序相への相転移による側鎖の安定化が分子形状選択性を高めるのに効果的であることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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液体クロマトグラフィー  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 
タイトルに関連する用語 (5件):
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