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J-GLOBAL ID：201202262890710125   整理番号：12A0705697

子宮筋腫とケロイド瘢痕のプロテオグリカン:プロテオグリカンの組成の類似性

Proteoglycans of uterine fibroids and keloid scars: similarity in their proteoglycan composition

著者 (6件)： CARRINO David A. (Case Western Reserve Univ., OH, USA) ,  MESIANO Sam (Case Western Reserve Univ., OH, USA) ,  BARKER Nichole M. (Case Western Reserve Univ., OH, USA) ,  HURD William W. (Case Western Reserve Univ., OH, USA) ,  HURD William W. (Univ. Hospitals Case Medical Center, OH, USA) ,  CAPLAN Arnold I. (Case Western Reserve Univ., OH, USA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 443  号： 2  ページ： 361-368  発行年： 2012年04月15日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 子宮筋腫とケロイド瘢痕はいくつもの類似点を持ち,どちらも過剰な細胞外マトリックスの蓄積が主な原因となって成長する。筆者らは子宮筋腫とケロイド瘢痕のプロテオグリカン(PG)を,それぞれ正常な組織と比較した。その結果,どちらも正常な状態に比べPGの量が多かった。特にグリコサミノグリカン構成物質量が多かった。また,PGの構成は子宮筋腫細胞内で異なっていた。また,筋腫細胞では正常細胞に比べ,ベルシカンが多くデコリンが少なく,ベルシカンの異化作用が高かった。これらのPG構成の違いが細胞外マトリックスの過剰蓄積に働き,細胞増殖,TGF-βシグナル伝達やコラーゲン繊維の形成に影響を与えるだろう。

シソーラス用語： *子宮筋腫 ,  *瘢痕 ,  *プロテオグリカン ,  レクチン ,  ヒト ,  平滑筋腫 ,  グリコサミノグリカン
準シソーラス用語： *ケロイド瘢痕 ,  デコリン ,  バーシカン

分類 (3件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I) ,  皮膚の疾患  (GF03000Q) ,  泌尿生殖器の疾患  (GM03000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 子宮筋腫 ,  ケロイド瘢痕 ,  プロテオグリカン ,  組成 ,  類似性