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J-GLOBAL ID：201202262898302913   整理番号：12A0105427

血リンパの主要なアニオン性ペプチドHemaPはサツマイモイモムシAgrius convolvuliにおける食行動を動機づける

A hemolymph major anionic peptide, HemaP, motivates feeding behavior in the sweetpotato hornworm, Agrius convolvuli

著者 (5件)： MOROOKA Nobukatsu (Univ. Tokyo, JPN) ,  NAGATA Shinji (Univ. Tokyo, JPN) ,  SHIRAI Koji (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  KIGUCHI Kenji (Shinshu Univ., Nagano, JPN) ,  NAGASAWA Hiromichi (Univ. Tokyo, JPN)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 279  号： 1  ページ： 168-179  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バッタやイモムシのような食植性昆虫類は規則的な食行動を示す。カイコガBombyx moriの幼虫から,最近新規の摂食調節ペプチドである血リンパの主要なアニオン性ペプチド(HemaP)を同定し,これをB-HemaPと名付けた。鱗翅目の種におけるHemaPに制御される摂食機構の保存を確認するために,サツマイモイモムシAgrius convolvuliの幼虫の血リンパに由来する二つのペプチド類を精製しシーケンシングを行った。カイコガとは異なり,サツマイモイモムシはAgrco-HemaP(A-HemaP)-1/2と名付ける二つの形態のHemaPを持ち,両者のアミノ酸配列はN末端の5番目のトレオニンへのO-グルコシル化以外は等しかったが,B-HemaPとは32%等しいだけであった。A-HemaP-1/2および組換A-HemaP-1のCDスペクトルは類似しており,螺旋に富む二次構造を持っていることがわかった。

シソーラス用語： *スズメガ科 ,  血リンパ ,  *ペプチドホルモン ,  食行動 ,  動機づけ ,  *アミノ酸配列 ,  カイコガ ,  幼虫 ,  *HemaP ,  *エビガラスズメ ,  *ガ ,  *無脊椎動物 ,  動物行動 ,  カイコガ科
準シソーラス用語： *Agrius convolvuli ,  Bombyx mori ,  *サツマイモイモムシ

分類 (2件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 血リンパ ,  アニオン性 ,  ペプチド ,  HemaP ,  サツマイモ ,  食行動