文献
J-GLOBAL ID:201202262989975694   整理番号:12A0312229

有機電解質を伴うシアン化物架橋配位高分子電極における界面イオン移動に関するインピーダンススペクトロスコピー

Impedance spectroscopic study on interfacial ion transfers in cyanide-bridged coordination polymer electrode with organic electrolyte
著者 (10件):
資料名:
巻: 63  ページ: 139-145  発行年: 2012年02月29日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
界面電荷移動は電池の科学および技術両面において基本的課題である。この報告で,シアン化物架橋配位高分子(プルシアンブルー類似体,PBA)電極と有機電解質間の界面アルカリイオン移動を調べた。電気化学インピーダンススペクトロスコピー(EIS)はK<sub>0.1</sub>Mn[Fe(CN)<sub>6</sub>]<sub>0.7</sub>3.6H<sub>2</sub>O(MnFe-PBA)電極-電解質界面は二つのプロセスを含むことを示す。一つのプロセスは,溶媒和/脱溶媒プロセスを含む外部Helmholtz面(OHP)および内部Helmholtz面(IHP)間のイオン移動として解釈でき,もう一方は,電極表面上の吸着イオン拡散を含むIHPと電極間のそれとして解釈できた。電荷移動抵抗の温度依存性は各プロセスの活性化エネルギーを提供した。炭酸プロピレン(PC)電解質中でのOHPとIHP間のLiイオン移動の活性化エネルギーは,Li<sub>x</sub>MnFe-PBA中,0.1<x<0.6の成分範囲で,ほとんど一定で,それは炭酸エチレン(EC)-炭酸ジエチル(DEC)電解質におけるものと比較できる。対照的に,IHPと電極間のLiイオン移動の活性化エネルギーはPBA電極中のLiイオン濃度に大きく依存する。しかしながら,Liイオン移動の平均値はNaイオン移動のそれよりずっと高い。この結果は,PBA表面上のLiイオンがNaイオンより高いポテンシャル障壁を持って拡散することを示した。さらに,界面電荷移動抵抗の影響を高い充放電速度実験で評価した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電極過程  ,  二次電池  ,  高分子溶液の物性一般  ,  溶液論一般 

前のページに戻る