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J-GLOBAL ID:201202263001453414   整理番号:12A1690966

レスベラトロールを含む栄養補助食品の摂取は健常被験者でのDNA安定性に影響を及ぼさない

Intake of a resveratrol-containing dietary supplement has no impact on DNA stability in healthy subjects
著者 (9件):
資料名:
巻: 749  号: 1-2  ページ: 82-86  発行年: 2012年12月12日 
JST資料番号: C0520A  ISSN: 0027-5107  CODEN: MRFMEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レスベラトロール(RES)含有赤ワインと栄養補助食品の有益な健康効果はこのフェノール化合物の抗酸化性によるものであると推測されているが,活性酸素種からの防護の証拠は主にin vitroの実験と高用量での動物実験の結果に基づくものである。本研究の目的は,RES含有補助食品の摂取が酸化的DNA損傷から健常ヒトを防護して,それらの酸化還元状態を変えるかどうかを明らかにすることであった。従って,介入試験は5日間にわたってRES含有補助食品を摂取した被験者(n=12)で行った。最初に,摂取1日後および5日後,そしてウオッシュアウト期間後に,末梢血リンパ球で単細胞ゲル電気泳動(SCGE)分析によってDNA安定性を測定した。これらの試験は,(a)標準状態下(一本鎖および二本鎖DNA切断を示す),(b)過酸化水素処置後の細胞(ROS感受性の変化が検出可能),および(c)DNAホルムアミドピリミジングリコシラーゼ(FPG)の使用[酸化的に傷害された塩基(ピリミジン)の形成に関する情報を提供]によってなされた。更に,生化学的パラメーターとして,酸化還元状態を反映するTAC(総抗酸化能)とoxLDL(酸化低密度リポ蛋白質),加えて炎症マーカーのC反応性蛋白質(CRP)について調べた。補助食品の摂取はDNA安定性パラメーターおよび酸化還元状態のそれぞれのバイオマーカーに対して有意な影響を及ぼさなかった。本結果では,補助食品を介しての1日当たり6mgのRESの摂取はDNA保護または抗酸化作用をもたらさないことを示す。この量は現在中欧の市場に出まわっている調製品の多く(およそ50%)の摂取後に達する量に同等またはそれ以下であり,0.3-2Lの赤ワインに含まれている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 
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