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J-GLOBAL ID:201202263052715081   整理番号:12A0413179

S6K阻害はPDK1によるAktのリン酸化を介して心臓を心筋梗塞から保護する

S6K inhibition renders cardiac protection against myocardial infarction through PDK1 phosphorylation of Akt
著者 (14件):
資料名:
巻: 441  号:ページ: 199-207  発行年: 2012年01月01日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マウスで心筋梗塞により細胞増殖と関係するS6キナーゼ(S6K)が急速に活性化されたので,この活性化が心筋の病的再構築に関与すると仮定して,その仮説を検証した。S6Kの上流のmTORの阻害剤であるラパマイシンを投与すると,心筋梗塞後の心臓でアポトーシスが減少し,繊維化が抑制され,心臓機能が改善した。同様に,S6Kの阻害剤PF-4708671を投与しても心臓は梗塞から保護された。これらの心臓ではAktのThr308リン酸化とそれに伴う酵素活性の上昇が観察された。逆に,心筋細胞特異的にPDK1やAkt1/3を欠失すると,ラパマイシンによる心臓保護効果が消失した。したがって,心筋梗塞での心臓の再構築はS6Kの経路を介しており,この経路が治療標的であると示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  心臓  ,  心臓作用薬の基礎研究 

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