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J-GLOBAL ID:201202263101659109   整理番号:12A0273166

人文科学と自然科学における学問構造の差異による教育方法の差異に関する研究-大学におけるこれからの科学教育のあり方についての提言-

A Study of Differences of Teaching Method in Humanities and Natural Science by Differences of Study Structure-Proposal of Ideal Way of Scientific Education at University in the Future-
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  ページ: 59-64  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: S0777B  ISSN: 1346-9975  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,大学生の質が低下し,とりわけ自然科学教育においては,教育そのものが成り立たなくなっている。これに対し,何らかの方法を開発して,個々の教育を成り立たせるようにしなければならない。本稿では,人文科学と自然科学における学問構造の差異を明らかにし,そこから新しい自然科学教育のあり方を提言する。教育学や経済学などのような人文社会科学は,学問体系自体が比較的それ自身で完結しているといえる。これに対して,自然科学教育においては,科学知識が,明解な階層構造をもっており,階段を一段一段登って行くしかない。自然科学は「積み上げ」であり,基礎知識を与えなければ,理解されないものなのである。したがって,基礎学力の低下が指摘されている現状では,高等学校での学習を前提とはしない教育方法を考えてゆくべき状況になっている。そこで,本稿では,学生が参画する授業という手法を科学教育に導入することを提案する。学生たちの生活に根ざした科学教育が必要なのであり,教育者の押し付けの内容で教育するのではなく,学生たち自身の中から出てくるもので自らを教育することが必要なのである。そして,教育の成果として,発信的な人間を育成してゆくことこそが必要なのだと考える。学生が参画する授業という手法を科学教育に導入することによって,学生が今日の種々の科学技術と社会の問題について発言して,よりよい方向に社会を誘導することができるような人材の育成ができるのではないだろうか。
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分類 (1件):
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科学技術教育 

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