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J-GLOBAL ID：201202263248558901   整理番号：12A0593243

熱化学的前処理を通したリグノセルロース性バイオマスの構造的特徴および変化:日長に敏感なサトウモロコシに関するシンクロトロンX線回折研究

Structural features and changes of lignocellulosic biomass during thermochemical pretreatments: A synchrotron X-ray scattering study on photoperiod-sensitive sorghum

著者 (3件)： XU Feng (Dep. of Biological and Agricultural Engineering, Kansas State Univ., KS 66506, USA) ,  SHI Yong-cheng (Dep. of Grain Sci. and Ind., Kansas State Univ., KS 66506 United States) ,  WANG Donghai (Dep. of Biological and Agricultural Engineering, Kansas State Univ., KS 66506, USA)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 88  号： 4  ページ： 1149-1156  発行年： 2012年05月16日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース性生物資源の前処理中の構造的変化の基礎的理解はバイオエタノール生産のための工程改善およびコスト低減をもたらし得る。シンクロトロン広角X線回折および小角散乱(SAXS)を用い,日長に敏感なサトウモロコシの各部位の構造および種々の前処理中の構造的変化を研究した。WAXD研究から,PSサトウモロコシの外皮は配向結晶ピークおよび最高結晶化度を有するのに対して,内部髄および葉の結晶構造はあまり規則正しくないことを明らかにした。セルロースの配向分布は前処理中に変化した。結晶性セルロースは酸前処理により部分的に分解し,SAXSにより,セルロースの滑らかな細孔境界表面構造が注目された。アルカリ前処理はセルロースの一部分をさらに安定な形に変換しセルロースの結晶サイズを大きくする。この研究は,種々の前処理によりいかに構造変化するかを理解するための検体全身情報を提供する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 熱化学的廃棄物処理 ,  *リグノセルロース ,  *バイオマス ,  サトウモロコシ ,  *酸処理 ,  *表面構造 ,  セルロース ,  前処理 ,  小角X線散乱 ,  *X線回折 ,  シンクロトロン放射 ,  日長反応
準シソーラス用語： シンクロトロンX線回折

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 化学的前処理 ,  リグノセルロース性バイオマス ,  構造的特徴 ,  日長 ,  サトウモロコシ ,  シンクロトロンX線回折 ,  研究