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J-GLOBAL ID:201202263429350172   整理番号:12A1222575

パーム油工場でのゼロエミッションに向けたハロゲンフリー法による細胞内ポリヒドロキシアルカノエートの回収

Intracellular polyhydroxyalkanoates recovery by cleaner halogen-free methods towards zero emission in the palm oil mill
著者 (7件):
資料名:
巻: 37  ページ: 353-360  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ポリヒドロキシルアルカノエート(PHA)回収のためのよりクリーンな環境に優しいプロセスとして,苛性ソーダ(NaOH)と水を使用したハロゲンを使用しない回収方法に対する抽出プロセスの効率,菌株及び細胞のPHA含有量の影響について検討した。使用された菌株は分離株である野生型Comamonas sp.EB172と,遺伝子組み換えのCupriavidus necator(C.necator)であり,それぞれのPHA含有率は30%と50%であった。非ハロゲン化法によりPHAを効率的に菌体から回収できることが分かった。水回収方法によって得られたPHAの純度はアルカリ処理よりも低かったが,それはポリマーの分子量に悪影響を与えていなかった。ハロゲンフリー法の性能は,微生物菌株の細胞膜の厚さによって異なった。細胞内のポリマー量が多いほど回収したPHAの量は増加したので,細胞内のPHA含有量はまたPHA回収における抽出方法の効率に影響を及ぼした。これらの新しい手法は,環境により優しく,効率的で簡単な操作方法であるため,NaOHと水を用いたハロゲンフリーの方法は,従来の工業ハロゲン化溶媒抽出プロセスに対して,より有望な代替手段を提供することができる。最後に,パーム油産業におけるPHA生産とハロゲンフリー回収システムの統合の可能性を議論した。ここで提案されている統合されたシステムは,PHAのような付加価値の高いバイオ製品の製造のために再生可能な資源としてバイオマスを利用する,もっと魅力的な提案を行うことが期待されている。この提案され統合されたシステムは,パーム油産業をさらに持続可能で有益なものとし,製造工場のゼロエミッションを促進するであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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微生物代謝産物の生産  ,  高分子廃棄物処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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