文献

J-GLOBAL ID：201202263435979880   整理番号：12A1572186

リン酸マグネシウムの²⁵Mg固体NMR:高磁場実験と密度汎関数理論計算

²⁵Mg Solid-State NMR of Magnesium Phosphates: High Magnetic Field Experiments and Density Functional Theory Calculations

著者 (8件)： LAURENCIN D. (Univ. de Montpellier 2, Montpellier, FRA) ,  GERVAIS C. (UPMC Univ. Paris 06, Paris, FRA) ,  STORK H. (UJF, Toulouse, FRA) ,  KRAEMER S. (UJF, Toulouse, FRA) ,  MASSIOT D. (CEMHTI, CNRS, Orleans, FRA) ,  MASSIOT D. (Univ. d’Orleans, Orleans, FRA) ,  FAYON F. (CEMHTI, CNRS, Orleans, FRA) ,  FAYON F. (Univ. d’Orleans, Orleans, FRA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 37  ページ： 19984-19995  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一連のリン酸マグネシウム化合物に関して,17.6,20.0及び30.0の極めて高い磁場を用い天然豊度²⁵Mg固体NMRデータを得た。試料はその幾つかが潜在的な生物医学関心事であるMg(PO₃)₂,Mg₃(PO₄)₂・8H₂O,NH₄MgPO₄・6H₂O及びMg₃(PO₄)₂,α-Mg₂P₂O₇相とβ-Mg₂P₂O₇相である。実験と密度汎関数理論(DFT)原子位置最適化構造の両者についてDFT PAW及びGIPAW法を用いることによって²⁵Mgパラメータを計算した。多くの調べた化合物について,幾何学の最適化段取りは計算の精度及び実験と計算²⁵Mg化学シフト間の良好な相関を顕著に改善してこのアプローチが更に複雑なリン酸塩化合物における²⁵Mg共鳴に関する疑念のない帰属を得るため使用できることを示す四重極結合定数を達成した。極めて低Mg含有量を有する材料中の天然豊度²⁵Mg NMRスペクトルを記録する可能性は~10%Mg置換ヒドロキシアパタイト試料について解釈できた。この事例で,実測した²⁵Mg四重極結合の分布は幾つかの構造モデルについて先の計算した値と比較できた。結果は一層複雑な構造モデルが²⁵Mg NMRデータを基礎にしてCa/Mg置換に関する理解を改良するため開発されなければならにことを示唆した。

シソーラス用語： *リン酸マグネシウム ,  水和物 ,  アンモニウム化合物 ,  リン酸塩 ,  構造最適化 ,  幾何学 ,  *化学シフト ,  NMR【磁気共鳴】 ,  マグネシウム同位体 ,  *分子構造 ,  ヒドロキシアパタイト ,  含有量 ,  核四重極結合 ,  強磁場 ,  密度汎関数法 ,  近似法 ,  基底関数系 ,  結晶構造 ,  パルス列 ,  Larmor歳差 ,  燐灰石
準シソーラス用語： PAW【計算】 ,  マグネシウム25NMR ,  リン酸マグネシウムアンモニウム ,  構造モデル ,  高磁場 ,  密度汎関数理論 ,  固体NMR

分類 (2件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： リン酸マグネシウム ,  固体NMR ,  高磁場 ,  実験 ,  密度汎関数理論計算