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J-GLOBAL ID：201202263457603477   整理番号：12A0762723

蛋白質の表面原子の動力学のためのカイネシンモータードメインの蛋白質-水界面の形状の重要性

The importance of the shape of the protein-water interface of a kinesin motor domain for dynamics of the surface atoms of the protein

著者 (2件)： KUFFEL Anna (Gdansk Univ. Technol., Gdansk, POL) ,  ZIELKIEWICZ Jan (Gdansk Univ. Technol., Gdansk, POL)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 16  ページ： 5561-5569  発行年： 2012年04月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水中に浸漬した単一カイネシンモータードメインを,分子動力学を用いて研究した。隣接する蛋白質表面の性質と共に溶媒和殻の水の局所特性が変化することが分かった。しかし,詳細な解析からカイネシン水和水の水素結合の幾何的特徴と全体構造はバルク水と全く変わらないことが分かった。蛋白質の種々の表面原子の移動度と隣接水分子の拡散係数の平均値の間には相関が認められた。これは内部のカイネシンの動き動力学と,蛋白質と周囲の水分子の間の接触面のトポグラフィーで決まる溶媒和水の挙動との間に密接な関係があることを示している。

シソーラス用語： *ATPアーゼ ,  *微小管関連タンパク質 ,  固液界面 ,  形態 ,  *水分子 ,  浸漬 ,  *分子動力学 ,  溶媒和 ,  結合水 ,  水素結合 ,  拡散係数 ,  面 ,  *トポグラフィー【形態】 ,  表面構造
準シソーラス用語： *キネシン ,  分子モータ ,  形状 ,  水和水 ,  接触面 ,  界面構造

分類 (4件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質 ,  原子 ,  動力学 ,  水 ,  界面 ,  重要性