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J-GLOBAL ID：201202263582515857   整理番号：12A1157697

ミエリン抗原及び寛容原性小分子のナノ粒子介在性同時送達は実験的自己免疫性脳脊髄炎を抑制する

Nanoparticle-mediated codelivery of myelin antigen and a tolerogenic small molecule suppresses experimental autoimmune encephalomyelitis

著者 (5件)： YESTE Ada (Harvard Medical School, MA) ,  NADEAU Meghan (Harvard Medical School, MA) ,  BURNS Evan J. (Harvard Medical School, MA) ,  WEINER Howard L. (Harvard Medical School, MA) ,  QUINTANA Francisco J. (Harvard Medical School, MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 28  ページ： 11270-11275  発行年： 2012年07月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己免疫障害を治療するために機能性の調節性T細胞(Treg)を誘導する方法を検討した。アリール炭化水素受容体リガンドである2-(1′H-インドール-3′-カルボニル)-チアゾール-4-カルボン酸メチルエステル(ITE)をミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質由来T細胞エピトープ((MOG)_35-55)と共に金ナノ粒子上に担持させた。このナノ粒子は樹状細胞によって取り込まれ,寛容原性樹状細胞を誘導した。このナノ粒子は実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)を抑制した。FoxP3⁺Tregは,このナノ粒子によるEAEの抑制を仲介した。ナノ粒子はT細胞抗原と寛容原性小分子を同時送達して,自己免疫障害において抗原特異的Tregを誘導するための新しいツールとなる可能性がある。

シソーラス用語： *自己免疫病 ,  脊髄炎 ,  脱髄疾患 ,  脳炎 ,  マウス ,  Ah受容体 ,  糖タンパク質 ,  *ナノ粒子 ,  抗原提示 ,  免疫トレランス ,  T細胞 ,  制御性T細胞
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  Auナノ粒子 ,  ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質 ,  実験的自己免疫性脳脊髄炎 ,  調節性T細胞

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (7件)： ミエリン ,  抗原 ,  寛容 ,  小分子 ,  ナノ粒子 ,  送達 ,  実験的自己免疫性脳脊髄炎