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J-GLOBAL ID:201202263601558848   整理番号:12A1572850

Ni-及びMo-修飾ナノ結晶ZSM-5ゼオライト上での粗化学品及び燃料への菜種油の触媒転化

Catalytic conversion of rapeseed oil into raw chemicals and fuels over Ni- and Mo-modified nanocrystalline ZSM-5 zeolite
著者 (6件):
資料名:
巻: 195  号:ページ: 59-70  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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菜種油の転化を窒素雰囲気中で触媒としてNi-及びMo-修飾ナノ結晶ZSM-5ゼオライトを用いて調べた。ZSM-5担体に金属を導入するとその酸度及び構造特性を著しく変化させ,その触媒作用も変化することが分かった。すべての触媒で,菜種油のほとんど完全な脱酸素反応がCOの形成及び少しながらのCO2及びH2Oの形成として起きることが分かった。主な生成物は軽質オレフィン(主にエチレン及びプロピレン)及び芳香族炭化水素(BTX)であった。Ni/HZSM-5触媒は軽質オレフィンへの選択性が高く,Mo/HZSM-5触媒はその生成物の分布を芳香族側にシフトすることが分かった。反応時間に添った生成物分布の変化が触媒上で形成されるコークスの型の差となって現れることが分かった。大量の多核芳香族系コークスがNi/HZSM-5試料状に形成されるが,元のゼオライト及びMo/HZSM-5触媒ではあまり構造化されないコークスが析出することが分かった。これらの結果から,ナノ結晶ZSM-5条に金属を導入することは,植物油を粗化学品及び燃料に転換するための興味深い性質を触媒に持たせることになることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応  ,  反応操作(単位反応)  ,  その他の触媒 

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