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J-GLOBAL ID:201202263614081455   整理番号:12A0746702

抗癌剤の連続投与はアポトーシスシグナル伝達ネットワークを再配線することにより細胞死を促進する

Sequential Application of Anticancer Drugs Enhances Cell Death by Rewiring Apoptotic Signaling Networks
著者 (13件):
資料名:
巻: 149  号:ページ: 780-794  発行年: 2012年05月11日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シグナル伝達経路内のクロストークと複雑性および癌遺伝子によるそれらの混乱が原因で,ヒト死を解明する成分別手段には限界がある。正常なシグナル伝達と発癌シグナル伝達を薬剤によって再配列することができる仕組みのネットワーク解析により,特異性および有効性が高い腫瘍標的指向化の機会が得られる可能性がある。発癌シグナル伝達経路の標的阻害を使い,DNA損傷化学療法と組合せ,著者らは時差EGFR阻害により,トリプルネガティブ乳癌細胞のサブセットの遺伝毒性薬剤に対する感受性が劇的に高くなるが,同時投与の場合は感受性の増大は見られないことを報告している。シグナルネットワーク,遺伝子発現プロファイル,細胞表現型応答について,数学的モデルと組み合わせた高密度時間依存的測定を使用したシステムレベル解析を行なったところ,発癌シグナル伝達経路の動的再配線により細胞の内因的状態を変えるアプローチが明らかになった。この過程により,これらの細胞は,癌遺伝子依存状態においてその機能が抑制される,外因性アポトーシス経路の再活性化によるDNA損傷誘導細胞死に対して感受性の高い,腫瘍原性が低い状態となる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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腫ようの薬物療法  ,  細胞生理一般  ,  分子遺伝学一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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