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J-GLOBAL ID:201202263694208620   整理番号:12A0646347

低フィラー含有量で化学修飾されたカーボンナノチューブを取込むことによるポリウレタンのミクロ組織の変化

Microstructure changes of polyurethane by inclusion of chemically modified carbon nanotubes at low filler contents
著者 (8件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 865-872  発行年: 2012年05月02日 
JST資料番号: H0433A  ISSN: 0266-3538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多層カーボンナノチューブ(MWCNT)表面を,ホストポリマーと架橋部位を確立するため,共有結合またはファンデルワールス相互作用のどちらかの結合環境で酸性基を導入するように改質した。化学官能化した多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を含むポリウレタンマトリックス(PU)をベースとしたナノ複合材料は,MWCNT上の表面官能基の性質に応じてその機械的性能を変更することが分り,それは表面基の結合相互作用タイプとMWCNTの分散性に相関し,ポリウレタンのドメイン構造にに及ぼすそれらの影響に相関していた。共有結合したカルボキシル基,ラクトン基とフェノール基を有する0.25wt%の酸酸化MWCNT(MWCNT-OX)を含むナノ複合材料での破断応力は,純粋PUのそれの2倍であり,ナノ複合材料でのYoung率は4倍に増加した。一方,カルボキシル官能基を含んだヘミンが純粋なMWCNT表面に固定化された時,Young率の改善は,その純粋PUの僅か2倍程度しかなかった。PU中のMWCNTの分解の違いは,PU本来のドメイン構造の変動と共に試料間に於いても観察された。その結果はまた,酸酸化格子断片(フルボ酸)からのMWCNTの精製が,ホスト高分子の補強に於いて最大の機械的性能増強を確保するために,表面の化学と重合を行う前に重要である,と推測された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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機械的性質  ,  強化プラスチックの成形  ,  充填剤,補強材  ,  炭素とその化合物  ,  ポリウレタン 

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