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J-GLOBAL ID:201202263711920933   整理番号:12A1202032

Morinda tinctoria(Roxb.)の根から分離した生理活性物質のイリドイドグリコシドは治療効果を示す

Bioactive iridoid glycoside isolated from Morinda tinctoria (Roxb.) roots exhibit therapeutic efficacy
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  ページ: 349-356  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在,優れた生物活性を有する新規天然化合物の創薬が急がれている。著者らは新規イリドイドグリコシド,チンクトロイド(tinctoroid)を,染料植物として有名なMorinda tinctoria(Linn.)Roxb.の根から分離した。そして,核磁気共鳴分析(NMR),質量分析(MS),フーリエ変換赤外分光分析(FTIR)および紫外・可視分光法(UV-vis)により,構造的特性の調査をおこなった。さらに,本化合物の治療への応用可能性を評価した。抗酸化特性は,DPPHラジカル捕捉アッセイと還元力分析により調べた。また,本化合物の非特異的および部位特異的デオキシリボース分解能の有無も調べた。脂質過酸化阻害能は,チオバルビツール酸法(TBA法)によりマウス肝臓ホモジネートを用いて調べた。その結果,チンクトロイドは,H2O2による酸化損傷からのDNAの保護に有効であることがわかった。また,本化合物は中程度の細胞毒性を肝癌(Hep3B)細胞において示した。さらに,Swissアルビノ系マウスでは非毒性であることが示された。Morinda属植物から分離された本化合物は,先駆的な治療用天然物質の1つであり,チンクトロイドの実用化を可能にすると考えた。さらに,上記の分析で示された本化合物の有効性は,その生物活性と強力な治療薬としての重要性を示唆すると考えた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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植物の生化学  ,  グリコシド,配糖体  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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