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J-GLOBAL ID：201202263736342454   整理番号：12A1744337

耐塩用長幹がいしの開発

Development of stem insulator with salt resistance

著者 (4件)： 田川陽一 (JR西日本) ,  延原隆良 (JR西日本) ,  中山勇 (日本ネットワークサポート) ,  中後浩一郎 (日本ネットワークサポート)
資料名： 電気学会交通・電気鉄道研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： TER-12  号： 62-72.74-77  ページ： 33-37  発行年： 2012年11月26日 
JST資料番号： S0865C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シリコーン・コンパウンドに代わる外被材を使用して新しい耐塩用長幹がいし(ハイブリッドSKがいし)を開発したので,その基本性能検証試験および定置試験を行った。現行使用しているシリコーン・コンパウンド塗布がいしと同等以上の性能を確保することを狙いとし,長所短所,互換性,製造および漏れ電流の実現性,イニシャルおよびランニングコストについて検討し,芯部に従来のがいしと同じ磁気を使用し,ヒダの一部に深溝構造のシリコーンゴムを使用した。汚染環境下で試験を行った結果,シリコーン・コンパウンド塗布がいしと同等の性能を有し,劣化などの問題も生じなかった。

シソーラス用語： *碍子 ,  シリコーンゴム ,  シリコーン樹脂 ,  *耐塩性 ,  漏れ電流 ,  *電力線支持物 ,  原価 ,  操業費
準シソーラス用語： イニシャルコスト ,  ポリマ碍子 ,  ランニングコスト ,  *長幹碍子

分類 (1件)： 電力線路要素・工事  (NB05020V)

引用文献 (4件)：

• (1)古河電気工業「架空配電線のトラッキング劣化」(1980.12)
• (2)松原、久保、延原、中後、中山「新幹線用がいし汚損対策の検討」電気学会全国大会(2009.3)
• (3)田川、松原、延原、中後、中山「耐塩用長幹がいしの開発」電気学会基礎・材料共通部門大会(2010.9)
• (4)田川、延原、中後、中山「耐塩用長幹がいしの耐汚損性能確認試験」電気学会全国大会(2012.3)

タイトルに関連する用語 (2件)： 長幹がいし ,  開発