文献
J-GLOBAL ID:201202263763155836   整理番号:12A1444708

低視力の歩行者における道路横断意思決定の測定

Measurements of street-crossing decision-making in pedestrians with low vision
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  ページ: 410-418  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:道路横断は,日常生活の重要だがリスクのある活動である。もし歩行者が道路横断の良くない判断を行えば,その結果は重傷または死亡の結果となり得る。道路横断の決定を行うために,どのように視覚および聴覚情報がサンプリングされ,また処理されるかについての,著者らの判断を発展させるために,道路横断決心変数の測定のための,正確で,信頼でき,また敏感な心理的および/または心理測定学的手法を,まず開発し,検証しなければならない。本稿の目的は,この変量として,新規の指標を開発し,検証することにある。方法:5点尺度を用いて,無信号の一方通行の2車線道路に沿う,異なる持続時間の8種類の車両ギャップ時間に対して,安全等級が記録された。12名の正常視力および10名の低視力の被験者から,安全等級が収集された。全ての可能性のあるギャップ対に対して,レシーバーオペレータ曲線(ROC)が推定され,また全てのギャップに対に対する,道路横断決心変量の区別可能性(d’)が,ROC曲線の下側面積から推定された。結果:著者らは,著者らのデータの,意思決定変量の根底にある分布が,連続,単調,および無境界という仮定を確信させることを見出した。一次元スケーリングモデルにおいて,各人に対するd’値の非相似性行列(それは全てのギャップ時間の対に対して計算される)を用いて,著者らは,対象者の重心(COG)に相対的な,意思決定変量の各分布の平均値を推定した。自動車ギャップに対して分布の平均値をプロットするときに,データは,COGに関して対称な非線形関数として最も良く記述される。著者らは,X-インターセプト(tCOG)と非線形関数からの勾配が,異なる量の感覚情報に対する,人の道路横断意思決定性能を評価するために,使用できることを示した。著者らの新規開発の指標を用いて,著者らは正常視力と視力低下の間で,tCOGと,モデルの勾配に,顕著な差がないことを見出した。結論:道路横断の意思決定変量の測定のための,新規開発のモデルを用いて,単独歩行する低視力被験者が,正常視力の被験者と同等な,道路横断判断を行うことができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自動車事故,交通安全 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る