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J-GLOBAL ID:201202263774621200   整理番号:12A1717269

単一の人由来の小腸のじゅう毛軸にそって単離された上皮細胞のグリコスフィンゴリピド成分

Glycosphingolipid composition of epithelial cells isolated along the villus axis of small intestine of a single human individual
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号: 12  ページ: 1721-1730  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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血液型A1Le(a-b+)を分泌する個人から外科的に摘出した6-cmの新鮮な近位回腸標本を使用して,エチレンジアミン四酢酸を含む緩衝液で穏やかに洗浄することにより,じゅう毛の先端から陰窩基部までの上皮細胞を段階的に単離し,グリコスフィンゴリピドについて分析を行なった。小腸の上皮細胞と非上皮細胞から酸性と非酸性スフィンゴリピドを調製した。薄層クロマトグラフィーで個々の分子種に分離することなく,化学的及び生物学的検出法(モノクローナル抗体,コレラトキシンと大腸菌を使用する方法),糖脂質を誘導体化して質量分析法とプロトンNMR法で分析を行なった。これらの方法で,主な糖類及び微量な糖類,セラミド成分,およびそれらの比較量を定量した。上皮細胞と非上皮細胞では明らかにスフィンゴリピド構成が異なっていた。両方の細胞でスフィンゴミエリンが主な1つの構成分であった。上皮細胞の特徴は,モノグリコセラミド,スルファチドと血液型フコリピド(主にLebヘキサグリコシルセラミドとALebヘプタグリコシルセラミド)が主要構成分であった。非上皮細胞では,主にモノ-,ジ-,トリ-,及びテトラグリコシルセラミドとGM1ガングリオシドを含むガングリオシドを含む,糖脂質量が約五分の1以下であった。非上皮細胞に比べて上皮細胞では,セラミドがさらに1~2残基がヒドロキシル化されていた。糖蛋白質に関する別の研究とあわせると,ヒト小腸サンプルについて,糖蛋白質と糖脂質の両方を詳細にしらべたことになった。
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分類 (4件):
分類
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細胞生理一般  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  代謝一般  ,  代謝一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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