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J-GLOBAL ID:201202263818070754   整理番号:12A1327662

液晶に基づくセンサを利用したリパーゼ活性モニターのための簡単な戦略

A simple strategy to monitor lipase activity using liquid crystal-based sensors
著者 (2件):
資料名:
巻: 99  ページ: 36-39  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,液晶(LC)に基づくセンサを利用し,リパーゼの酵素活性をモニターするための簡単なラベルフリー技術を開発した。リパーゼにより酵素的に加水分解され得るグリセリドであるトリオレイン酸グリセリルをドープしたネマティックLC,4-シアノ-4′-ペンチルビフェニル(5CB)とリパーゼの水溶液が接触すると,LCsの光学的応答が青から暗黒に変化した。酵素反応で遊離されたオレイン酸は,その両親媒性により,水/LC界面上にすぐ自己組織化単分子層を形成することができるので,LCsの配向性は平板状からホメオトロピック状態に変化し,このことがLCsの光学的応答の変化を誘起する。純5CBをリパーゼ溶液中に浸漬したとき,LCsの光学的外見が青から暗黒へ変わるシフトは見られなかった。さらに,分析種を含まない緩衝液,又はウシ血清アルブミン(BSA)又はトリプシンを水溶液とトリオレイン酸グリセリルをドープした5CBの界面へ移送し,光学的外見に明白なコントラストが現れないことで酵素反応の特異性を確認した。これらの結果は,LCに基づく検知技術を利用してリパーゼの酵素活性を測定できる可能性を示唆する。さらに,この戦略は水/LC界面にカルボン酸塩の自己組織化単分子膜を作るのに利用できるであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分析機器  ,  液晶一般  ,  有機物質の物理分析一般  ,  酵素一般 
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