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J-GLOBAL ID:201202263823636103   整理番号:12A0363483

南西中国の過富栄養湖(Dianchi Lake)の藻類区域と大型水生植物区域の間の水柱及び底質中の水銀化学種とそれらの分布の比較

Comparison of mercury speciation and distribution in the water column and sediments between the algal type zone and the macrophytic type zone in a hypereutrophic lake (Dianchi Lake) in Southwestern China
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巻: 417-418  ページ: 204-213  発行年: 2012年02月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2009年の藻類異常発生の間,湖水,表層底質,堆積物コア,及び間隙水サンプルをDianchi湖(雲南省)から採取し,過富栄養湖における水銀の分布と化学種に及ぼす富栄養化と水圏ハビタット(藻類や大型水生植物)の影響を検討した。底質と湖水中の総水銀(THg)濃度は未汚染の湖沼や貯水池よりかなり高かった。THgの空間分布はHg汚染の主な源がKunming市からの放流下水であることを指し示していた。高濃度のTHgにもかかわらず,メチル水銀(MeHg)濃度は他の深い湖沼に比べて低く,MeHg/THgの比は湖水及び底質で1%以下であり,Hgメチル化の低い潜在力を暗示した。総有機炭素(TOC)とMeHgの間には有意な関係は何らみられなかった。これは従来の結果とは異なった。2つのコア試料中の総硫黄(S)とMeHgの間の有意な関係はHgメチル化に硫黄が重要な役割を果たすことを示唆した。しかし,MeHg濃度が類似していても,S濃度が2つのコアで顕著に異なることから,底質中で総SはHgメチル化の律速因子でないと考えられた。アルカリ性の好気的条件ではHgのメチル化が制限され,MeHgの脱メチルが促進されることから。Dianchi湖でHgメチル化を支配する最も重要な制限因子は,藻類増殖と浅い水深に誘発される高いpHとEhであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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湖沼汚濁  ,  水銀とその化合物 
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