文献
J-GLOBAL ID:201202263915148148   整理番号:12A1650523

複雑なマトリックス中のイオン性化合物の分析のためのpH制御分散液-液ミクロ抽出:穀物中のオクラトキシンAの事例研究

pH-controlled dispersive liquid-liquid microextraction for the analysis of ionisable compounds in complex matrices: Case study of ochratoxin A in cereals
著者 (4件):
資料名:
巻: 754  ページ: 61-66  発行年: 2012年11月19日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高度に複雑なマトリックス中のイオン性化合物の分析のためのpH制御分散液-液ミクロ抽出(pH-DLLME)と呼ぶ新規で単純な試料調製法を開発した。DLLMEの感度の向上と応用範囲の拡大を意図する本DLLMEモードは,対照的なpH値での2つのDLLMEの連続的実施に基づく。本pH-DLLMEを穀物中のオクラトキシンA(OTA)の定量に適用した。pH8での第1のDLLME(I DLLME)によって,未処理のメタノール抽出物中の疎水性マトリックス妨害成分が除去されると共に,抽出剤(CCl4,400μL)中のOTAの溶解性を低減させた。その後,水相のpHを2に調整した検体を第2のDLLME(II DLLME)(抽出剤:C2H4Br2の150μL)によって抽出・濃縮した。I DLLMEの抽出剤の種類と容量を含むpH-DLLMEの効率に影響する主な因子とII DLLMEによるOTAの抽出に影響するパラメーターを詳細に調べた。本法は,最適条件下で0.019と0.062μgkg-1の検出限界と定量限界をそれぞれ示し,81.2-90.1%(n=3)の範囲のOTAの回収率を与えた。OTAによる自然汚染の穀物材料を用いた本分析法の正確度は,許容範囲であった(85.6%±1.7,n=5)。酸性と塩基性の薬剤などの他のイオン性化合物の選択的抽出への本pH-DLLMEの適用性も実証された。pH-DLLMEの追加の長所は,本ミクロ抽出法の大きな選択性と高度に複雑なマトリックスへの拡張である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  穀類とその製品一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る