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J-GLOBAL ID：201202263944868834   整理番号：12A0566487

不斉有機触媒における協力的イオン対形成における最近の進歩

Recent advances in cooperative ion pairing in asymmetric organocatalysis

著者 (4件)： BRIERE Jean-Francois (Univ. Rouen, Mont Saint Aignan, FRA) ,  OUDEYER Sylvain (Univ. Rouen, Mont Saint Aignan, FRA) ,  DALLA Vincent (Univ. Havre, Le Havre, FRA) ,  LEVACHER Vincent (Univ. Rouen, Mont Saint Aignan, FRA)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 41  号： 5  ページ： 1696-1707  発行年： 2012年03月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相間移動触媒のサブクラスに属するイオン対R₄N⁺F^-錯体ではF^-アニオンは脱プロトンステップのためのBroensted塩基として,エナンチオ的に純粋なオニウム塩の正電荷部分R₄N⁺は親油性対イオンとなって求核的アニオン種の輸送および立体選択的ステップのためのキラル情報伝達の二重の役割を果たす。アルデヒドRCHOとイミンR¹R²C=NCH=C(OtBu)(OTMS)からのF-Si親和性を利用したMukaiyamaアルドール反応によるRCH(OH)CH(NH₂)COO^tBu,あるいはキラルベタインを触媒としたSteglich転位の例などが挙げられる。二官能性有機触媒でアニオン部分とカチオン部分が協力的に作用する例を総説した。

シソーラス用語： *不斉反応 ,  相間移動触媒 ,  アルドール反応 ,  *イオン対 ,  協力作用 ,  Broensted酸 ,  エナミン ,  Lewis塩基 ,  プロトン化 ,  フェノラート ,  ホスホニウム ,  水素結合錯体 ,  *反応機構 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸塩 ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： Broensted塩基 ,  Mukaiyamaアルドール反応 ,  アンモニウム塩 ,  イミニウム ,  *有機触媒 ,  有機触媒反応

分類 (1件)： 有機化学反応一般  (CF02010Q)

物質索引 (1件)： ベタイン

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機触媒 ,  協力 ,  イオン ,  対形成