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J-GLOBAL ID：201202263956286946   整理番号：12A0731354

GroEL遺伝子を標的とした定量的リアルタイムPCR分析を用いたヒト糞便ビフィズス菌種の定量化

Quantification of Human Fecal Bifidobacterium Species by Use of Quantitative Real-Time PCR Analysis Targeting the groEL Gene

著者 (2件)： JUNICK Jana (German Inst. Nutrition Potsdam-Rehbruecke, Nuthetal, DEU) ,  BLAUT Michael (German Inst. Nutrition Potsdam-Rehbruecke, Nuthetal, DEU)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 78  号： 8  ページ： 2163-2622  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌のシャペロニン遺伝子groELを識別のための標的遺伝子として用いて,ヒトの糞便中のビフィズス(ビフィドバクテリウム属)菌種を定量的リアルタイムPCRによって定量化する方法を確立した。groEL遺伝子はゲノム当たり1コピーしか存在しないので,これにより細胞数も定量化することができる。データベースから入手したgroELの塩基配列に基づき12種類のビフィドバクテリウム属の菌種についてPCR増幅のためのプライマーを設計した。糞便試料に既知の菌種を混入し検出効率を確認したところ,5~9 log₁₀ cells/g fecesでは約50%であった。定量限界は5~6 log₁₀groEL copies/g fecesであった。この方法は大人の糞便でも乳児の糞便でも適用できた。大人と乳児の両方でビフィズス菌の多様性は3以下と低く,B.breveおよびB. adolescentisがそれぞれで最も多い菌種であった。

シソーラス用語： *遺伝子 ,  シャペロンタンパク質 ,  *PCR法 ,  ヒト ,  *糞便 ,  *微生物検査 ,  ヌクレオチド配列 ,  検出効率 ,  検出限界 ,  成人 ,  乳児 ,  *ビフィズス菌
準シソーラス用語： *Bifidobacterium ,  *GroEL遺伝子 ,  *リアルタイム定量的PCR ,  標的遺伝子

分類 (1件)： 微生物検査法  (EG02020G)

タイトルに関連する用語 (8件)： GroEL遺伝子 ,  標的 ,  定量的リアルタイムPCR ,  分析 ,  ヒト ,  糞便 ,  ビフィズス菌 ,  定量化