文献

J-GLOBAL ID：201202263958426613   整理番号：12A1572653

ポリ乳酸含有生体適合性フィルムの光重合

Photopolymerization of biocompatible films containing poly(lactic acid)

著者 (2件)： MILLER Kent R. (Dep. of Polymer Engineering, Univ. of Akron, Akron, OH 44325, USA) ,  SOUCEK Mark D. (Dep. of Polymer Engineering, Univ. of Akron, Akron, OH 44325, USA)
資料名： European Polymer Journal  (European Polymer Journal)
巻： 48  号： 12  ページ： 2107-2116  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： B0690A  ISSN： 0014-3057  CODEN： EUPJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テレケリックアクリル系ポリ乳酸(PLA)オリゴマを,エチレングリコールジアクリレートを用いたPLAのエステル交換から合成し,得られたオリゴエステルを,¹H NMRとGPCでキャラクタライズした。次いで,テレケリックアクリル系PLAオリゴマーを,4つの異なる反応希釈剤で組成物化し,光重合開始剤Irgacure 2959を用いてフィルムへと光重合した。フィルムを,1,4-ブタンジオールジメタクリレート(BDDM)またはトリエチレングリコールジメタクリレート(TEGDMA)を含むように組成物化し,そして,組成物の各々のセットについては,PLAの濃度を0から70重量%まで変化させた。光重合性材料の動力学を,光-示差走査熱量計(DSC)で調べた。物理的性質を鉛筆硬度,逆衝撃抵抗,プル-オフ粘着力,溶媒抵抗および動的熱機械分析(DMTA)特性を使って評価した。フォトDSC結果は,PLA濃度が増加するにつれ,反応速度が減少することを示していた。より低濃度のPLAを含んでいるフィルムは,より硬く,より柔軟ではなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生体適合性高分子 ,  *高分子膜 ,  *ポリ乳酸 ,  *光重合 ,  希釈剤 ,  性質 ,  熱機械分析 ,  化学合成 ,  *エステル交換 ,  カルボン酸エステル ,  ビニル化合物
準シソーラス用語： DMTA【分析】 ,  アクリル酸エステル ,  吸水性 ,  反応性希釈剤

分類 (1件)： その他の高分子の反応  (CG03040H)

物質索引 (2件)： トリエチレングリコールジメタクリレート ,  ビスアクリル酸エチレン

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリ乳酸 ,  生体適合性 ,  フィルム ,  光重合