文献

J-GLOBAL ID：201202263968040047   整理番号：12A0852351

その場重合により調製したポリ(ε-カプロラクトン)/TiO₂ナノ複合材料の結晶化挙動

Crystallization behavior of poly(ε-caprolactone)/Tio₂ nanocomposites obtained by in situ polymerization

著者 (6件)： WEI Zhiyong (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WEI Zhiyong (Dalian Maritime Univ., Dalian, CHN) ,  WANG Guangshuo (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WANG Pei (Dalian Maritime Univ., Dalian, CHN) ,  LIU Lian (Dalian Maritime Univ., Dalian, CHN) ,  QI Min (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 52  号： 5  ページ： 1047-1057  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アミノプロピルトリメトキシシランによる表面処理TiO₂ナノ粒子とSn(Oct)₂触媒の存在下でε-カプロラクトン(CL)をその場重合させることで,PCL/TiO₂ナノ複合材料を調製した。TiO₂が高含量では凝集挙動を示した。PCLの分子量はTiO₂含量(1~10wt%)と共に低下した。結晶構造はTiO₂含量にほとんど影響されなかったが,結晶速度はTiO₂含量と共に増加した。結晶化活性化エネルギーはTiO₂による不均一核形成効果とPCL鎖運動の物理的抑制効果の相反する2因子により支配された。非等温過程での結晶化活性化エネルギーは等温結晶化の場合よりも著しく大きかったが,TiO₂含量に基づく傾向は類似していた。

シソーラス用語： *ポリカプロラクトン ,  その場重合 ,  *酸化チタン ,  ナノ粒子 ,  開環重合 ,  濃度依存性 ,  結晶性高分子 ,  重合触媒 ,  *ナノ複合材料 ,  凝集 ,  核形成 ,  分子運動 ,  結晶構造 ,  晶析速度 ,  分子量 ,  活性化エネルギー ,  等温過程 ,  非等温過程 ,  インサイチュコンポジット ,  シランカップリング剤
準シソーラス用語： 不均一核形成

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (3件)： 2-エチルヘキサン酸第一すず ,  ε-カプロラクトン ,  3-アミノプロピルトリメトキシシラン

タイトルに関連する用語 (6件)： その場重合 ,  調製 ,  ε-カプロラクトン ,  TiO2 ,  ナノ複合材料 ,  結晶化挙動