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J-GLOBAL ID:201202263971102371   整理番号:12A0724507

アルゼンチンのパタゴニアのBaccharis darwiniiの精油の化学組成,抗昆虫および抗微生物活性

Chemical composition, anti-insect and antimicrobial activity of Baccharis darwinii essential oil from Argentina, Patagonia
著者 (9件):
資料名:
巻: 40  ページ: 261-267  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精油は,作物や健康を守るための合成薬剤の興味深い代替物である。本報は,アルゼンチンのパタゴニアから採集したBaccharis darwiniiから得た精油の組成,抗昆虫活性および抗真菌特性を初めて報告したものである。本精油は,チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)とブラジルサシガメ(Triatoma infestans;シャーガス病の伝播種)に作用するとともに,微生物感染に対処するための抗真菌剤の原料として使うことができる。地上部の水蒸気蒸留によって得られた精油の化学組成を,GCおよびGC/MSによって分析した。40種の化合物が同定され,それらが精油全体の97.2%を占めた。抗昆虫および抗微生物活性が認められた主要化合物は,リモネン(47.1%),チモール(8.1%)および4-テルピネオール(6.4%)であった。抗昆虫特性のin vitro評価では,チチュウカイミバエに対して十分な殺虫活性が認められた(72時間で雄および雌に対してそれぞれLD5019.9および31.0μg/fly)。そして,ブラジルサシガメに対しては防虫活性が認められた(平均防虫率92%)。また,本精油は酵母とカンジダ属や白癬菌属などの臨床的関連の皮膚糸状菌に対して,MIC値62.5~125μg/mLで強い抗真菌活性も示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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植物の生化学  ,  精油,香料  ,  害虫に対する農薬  ,  抗かび薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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