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J-GLOBAL ID:201202264011022264   整理番号:12A0726608

Fusarium verticillioidesによる産生毒素,フモニシンB1は防御応答に関与するトウモロコシβ-1,3-グルカナーゼを調節する

Fumonisin B1, a toxin produced by Fusarium verticillioides, modulates maize β-1,3-glucanase activities involved in defense response
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巻: 235  号:ページ: 965-978  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Fusarium verticillioidesは世界中で植物開発の全段階に影響を及ぼす様々な疾患の原因となるトウモロコシの重要な病原菌である。菌類病原体は土壌中の種子に含まれて発芽種子を貫通する。殆どのF. verticillioides株はフモニシンを産生し,それは動物及び多分人間に対する毒性と若干のトウモロコシ遺伝子型の実生に対する毒性を高めることに懸念がある。本研究は,植物防御に関係するトウモロコシβ-1,3-グルカナーゼの活性に及ぼすフモニシンB1(FB1)の作用を調査した。トウモロコシ胚では,FB1は2つの基本的なイソ型の活性を抑制する酸性イソ型を誘導した。この酸性イソ型はサリチル酸の類縁体の2,6-ジクロロイソニコチン酸でも誘導された。in vitroでの実験でマイコトキシンと当該酵素の直接的相互作用を示唆した塩基性イソ型の抑制は,純粋FB1は塩基性β-1,3-グルカナーゼを抑制しIC50 は53 μMであった。発芽トウモロコシ胚をF. verticillioidesで接種すると,本研究が純毒素で観察したβ-1,3-グルカナーゼ活性に及ぼす同じ二重効果が再現された。純粋FB1で処理又はFB1産生株による非接種の時にトウモロコシ組織における24時間発芽で類似レベルのFB1が回復した。これらの結果は,β-1,3-グルカナーゼは関連生理学的標的であり,FB1による修飾はF. verticillioidesコロニー化の一因であることを示唆する。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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トウモロコシ  ,  菌類による植物病害 
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